印鑑には、縦書きのものと横書きのものがあることをご存知でしょうか?

実際に印鑑を購入する段階にならないと、普段あまり意識することのない問題かもしれません。

でも、いざ印鑑を購入するとなると、何が正解なのかは難しいところでもあります。

一般的には、実印は縦書き、銀行印は横書き、認印は縦書きが良いと言われています。

その理由には、諸説ありますが、今回は印鑑に彫る文字の向きに目を向けて選び方について考えてみましょう。

 

実印と認印は縦書きが多い理由

なぜ、実印や認印には縦書きの印鑑が多いのか?

その理由は、これが一番の理由でしょう。

「誰もがそうしているから(笑)」

別に冗談ではなく、他人と違うものを使うと違和感を感じるのは日本人の特徴ですからね。

もうひとつの理由としては、漢字を並べてみたときに「みためのバランスが良い」からです。

特に、実印の場合はフルネーム(姓+名)で彫るのが一般的です。

必然的に、文字数が4文字とか5文字とか多くなりますよね。

縦書きであれば、必ず縦2列で収まりますが、苗字か名前が3文字なら、横書きにすると縦3列にもなります。

すると、非常にみためにバランスのよくない印鑑が出来上がります。

でも、これも誰しもが縦書きの方が美しい印鑑になるかと言えばそうとも限りません。

例えば、女性の場合で結婚前で下の名前のみで彫る場合など。

この場合、漢字2文字とか3文字だけ縦に彫ると名前でなく苗字のように見えたります。

横書きであれば、大抵は名前なんだと認識してもらえる訳です。

そもそも、実印というのは役所に印鑑登録して届け出た印鑑の事。

だから、登録さえできれば縦でも横でもどちらでも構わないんです。

ご自身の名前と彫る文字数によって、あまりに縦書きの見栄えがよくないと思えば、横書きも検討してみるのが良いでしょう。

 

銀行印に横書きを使う理由

銀行印として使う印鑑の場合、横書きの方が良いと言われています。

いや正確には、実印や認印と違って横書きを敢えて使う方がいると言った方がいいですね。

その理由としては、縦に彫ると上から下に落ちる印象があるので「お金が落ちる」。

でも、横に彫ると「お金が落ちない」印象があるから銀行印は横向きにするのだそうです。

お金に関わる印鑑なので、こういったジンクスから横書きを選訳する人もいます。

あと、実用的な理由では、銀行印を横書きにすることで、パッと見て実印と区別できるから。

実印と銀行印を別のものとして使いたいという心理がある訳ですね。

もし、銀行印の向きにこだわりがあるなら、横書きのものを使うのも良いでしょう。

でも、特にこだわりがなければ縦書きの印鑑を使っても一向に構いません。

ご自身の気持ちに合わせて、お好きな方を選べばよろしいかと思いますよ。

 

オンライン印影プレビューで確認しよう

人の名前は千差万別。漢字の文字の組み合わせ。

結局、縦書きと横書きで何が違うのかと悩んでみても、場合によっては書体が影響することもあります。

そこは、実際に印鑑を作ってみるまではわかりません。

印鑑に使用する書体次第で、縦書きのほうが合っているのか、横書きのほうが合っているのかという違いもあります。

書体に合っていない場合には、印鑑の文字の美しさが損なわれてしまう可能性もあったりします。

まぁ、彫る向きを気にしている時点で、どちらでもいいやという選び方をする人もいない事でしょう。

しかしながら、自分の選んだ書体の印鑑に縦書きが合っているのか、横書きが合っているのか見極められないということもあるでしょう。

そんな時に役立つのが、「オンライン印鑑プレビュー」ですね。

購入前に、自分の名前を入力すると、完成時のイメージを確認できるサービスですね。

印鑑通販サイトで言えば印鑑本舗やハンコマンと言ったお店でやっています。

認印とか百均や既製品の印鑑を購入する際にはあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、

実印のように長く使用する印鑑を買い求める際には、製作をお願いする前には必ず確認しておきたいですね。

想像だけで、自分で格好いいと思っていても、実際に書体に当てはめてみると、何か違うということもあります。

そのため、タテヨコどちらが良いか迷ったら、試してみると迷いが吹っ切れる事でしょう。

 

まとめ

さて、いがかでしたか?印鑑の向きに「絶対にこうだ!」という決まりはなさそうですね。

でも、どうしても迷ったら実印と認印は縦書き、銀行印は横書きにしてみてはいかがでしょう。

オンライン印影プレビューなどを上手に利用して自分で納得できる印鑑を作ってみてくださいね。