書道作品や絵画作品に興味がある人ならすぐに理解できるでしょうが、これらの作品に印鑑が押されているのを見たことがあるでしょう。
この印鑑は落款印という名称で呼ばれているのですが、作品を作りたいと思っている人の中には欲しいという人もいるのではないでしょうか。
まず、そもそもどうしてこの印鑑が押されているのかという話ですが、作者を明確にするために押されているということが理由として挙げられます。
また、落款印のある作品のほうが芸術的価値が高いという話もあります。
このような意味のある落款印ですが、種類としては朱文印と白分印にわけられています。
これは文字の部分が白くなっているか否かという点に違いがあるのですが、白分印の場合は文字部分が白いという特徴があります。
朱文印に関しては、これとは逆の特徴があります。
どのような落款印の選び方をすればいいのかという問題ですが、決まりごとがないためこれは購入者が自由に選べばいいということになります。
強いていえば、材質としてよく売れているのは石材や木材といわれています。
この印鑑の選び方で迷った際には参考にしてみると良いでしょう。
また、サイズに関してですが、作品に押すことになりますので、上手く調和するような大きさの印鑑を購入すると良いでしょう。
控えめにしたほうが良い作品になるのか、強調したほうが良い作品になるのかは、作品次第で異なるでしょう。
その他、落款印の書体の選び方ですが、これも好きな選び方をして構いません。
ただ、本格的なものには篆書体のハンコが押されていることが多いため、これにならって買い求めるのもいいかもしれません。
